【育毛基礎知識①】

発毛剤と育毛剤はどう使い分ければよいか。

医薬品の発毛剤と医薬部外品の育毛剤。それぞれの特徴や効果を詳しくご紹介します。

発毛剤(医薬品)

発毛剤には、発毛効果が承認されている成分が入っていて、育毛作用や抜け毛防止などの効果があり、脱毛してしまった頭皮の毛根からの発毛効果も期待できます。早く結果を出したい方にお勧めですが、使用していると皮膚の赤みや痒み、かぶれなどの副作用が生じることがあり、トラブルが起きた時には医師の診断を要する点がデメリットです。

◆育毛剤(医薬部外品)

育毛剤は発毛剤に配合されているような発毛効果がある有効成分は含まれていません。あくまで育毛促進、脱毛予防など、頭皮環境を整えて健やかな髪を保つことが目的なので、頭皮の毛母細胞の新陳代謝を活発にしたり、頭皮の血流を改善、保湿することで育毛環境を整えるなど、今生えている髪の毛を育てる働きがあります。副作用のリスクが少ないため、安心して始めたい方にお勧めです。

薄毛の原因はAGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)だけではありません。生活習慣の乱れやストレス、飲酒や喫煙など、どういう理由で生じているのかしっかりと見定めることが大切です。

男性用と女性用で育毛剤の配合成分が違う?

育毛剤は女性用も男性用も配合成分の違いはほとんどありません。そのため女性が男性用を、男性が女性用を使っても問題はないと言えます。しかし、発毛剤は、男性用・女性用ではとても大きな違いがあるので、間違った使用は絶対にしないようにして下さい。

育毛剤はAGAに効果がある?

育毛剤は頭皮のトラブル、例えばフケ・かゆみ・炎症などが原因でおこる脱毛を予防したり、保湿して頭皮環境を整えることで育毛をサポートする効果があります。育毛剤ではAGA(男性型脱毛症)を治療できませんが、頭皮環境を整えて薄毛や抜け毛を予防することができます。

育毛剤の副作用について

医薬部外品の育毛剤は、医薬品ではないので副作用が出ないように製造されています。ただし、体質に合わず皮膚にかゆみなどが出た場合は、使用を中止する必要があります。一方、医薬品に分類されている発毛剤には、頭皮の発疹・手足のむくみ・頭痛やめまい・などの症状があらわれることもあるので注意が必要です。これは発毛効果がある有効成分のミノキシジルやフィナステリドなどが原因とされていて、他にも動悸や多毛症などの症状が報告されています。

頭皮ケアでしっかり育毛対策

頭皮マッサージ

頭皮マッサージは、頭皮の血流を促進したり、毛穴の皮脂や汚れを取れやすくしたりする効果があります。両手の指を生え際から耳の上へ置き、親指は耳の後ろへ固定。爪を立てないように指の腹部分を使って押さえるようにしながら、円を描くように、マッサージしましょう。親指を少しずつ上へとずらしながら頭頂部へ向け繰り返します。1回4~5分、1日2回程度が効果的です。もむ事を意識して行って下さい。

シャンプーによるケア

シャンプーの選び方と正しいシャンプーのやり方が重要です。シャンプーは洗浄成分によって種類が分かれています。一般的なのがアルコール系シャンプーで、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸アンモニウムなどが成分として配合されています。石けん系シャンプーは原料が石鹸成分でできているシャンプーです。この2つは洗浄力が高く、刺激も強い特徴があります。オイリー肌や、汗をよくかく方、頭皮がベタつきやすい方におすすめです。洗浄力が弱くなりますが頭皮や髪に優しく、刺激が少ないタイプがアミノ酸系シャンプーです。こちらは敏感肌やアレルギーの方にもおすすめです。まれにアミノ酸系でカユミを生じる方がいますが、その場合にはタウリン系、ベタイン系のシャンプーをお試しください。シャンプーはあくまで頭皮環境を整えるのが主な目的なので、発毛効果はありません。ここからは、正しいシャンプーのやり方を紹介します。頭皮は皮脂や汗の分泌が盛んな部位。せっかくの育毛剤の効果を無駄にしないためにも、頭皮は清潔に保つように心がけましょう。

・ブラッシングする
シャンプーの前に乾いた髪を丁寧にブラッシングすることで、髪の絡みを取り除いてフケやほこりなどを取りやすくします。また、洗髪前に入浴を4~5分程度行うと皮脂汚れが取れやすいようです。

・予洗いする
シャンプー時は予洗いが重要です。しっかりとすすぐだけで、汚れの6~7割程がとれると言われています。37~40度のぬるま湯で予洗いし、頭皮と髪の毛をしっかりと濡らしてからシャンプーを始めましょう。シャンプーでは、予洗いで落ちなかった汚れを落とす、という感覚を持ちましょう。

・泡立てて優しく洗う
適量をてのひらに取り、少量のお湯で溶かしてください。しっかりと泡立てたら、頭皮に泡をのせるようにして、頭皮全体を指の腹を使って小刻みにつかむようにマッサージしながら洗っていきます。髪を洗うというよりも「頭皮を洗う」という事を意識して下さい。

・「すすぎ残し」がないようにする
すすぐ時も37~40度のぬるま湯で、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流しましょう。特に生え際に泡が残りやすいので、しっかり流すことを意識して下さい。シャンプー後にトリートメントなどを使用する場合、トリートメント剤は頭皮には付けずに、髪の毛先~中間に使用します。洗髪が終わって頭皮を濡れたままにしていると雑菌などが繁殖してしまい、フケや痒み、臭いの原因となる恐れがあるので、ドライヤーで頭皮と髪をしっかりと乾かすことが大事です。

 

 

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2021年4月20日 カテゴリー: 未分類

 

 

 

 

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