【育毛基礎知識②】

発毛剤・育毛剤の成分について効果や特徴について解説

育毛剤・発毛剤を選ぶときに、どのような成分が含まれているのか気になるところです。しかし成分表示を見ても難しい成分名しか表記されておらず、その成分にどのような効果があるのか知らずに使用している方も多いのではないでしょうか。この記事では、育毛剤・発毛剤に含まれる成分について、効果や特徴に触れながら詳しく解説していきます。

育毛剤に含まれている有効成分とは?

育毛剤には、抜け毛・薄毛の改善のために髪の毛や頭皮に働きかけるさまざまな有効成分が含まれています。
有効成分は大きく分けて、以下の3つです。

  • 発毛を促進する成分
  • 抜け毛を予防する成分
  • 頭皮環境を改善する成分

これらの成分が髪の毛や頭皮に働きかけることによって、「育毛・養毛」「抜け毛の予防」「フケ・かゆみなど頭皮トラブルの改善」といった効果が期待できます。
具体的にどのような成分があるのか詳しく解説していきます。

発毛を促進する成分

髪の毛は「毛包」と呼ばれる場所の奥にある「毛母細胞」から作り出されています。毛母細胞は、血管から運ばれた栄養素をエネルギーにして髪の毛を成長させるので、発毛を促進させるためには「毛母細胞の活性化」「血行の促進」が必要となります。発毛を促進させる効果がある成分には、この2つの効果があるものがほとんどです。

<発毛を促進する成分の例>

  • センブリエキス
  • ニンジンエキス
  • パントテニルエチルエーテル
  • ペンタデカン酸グリセリド
  • アデノシン

■頭皮環境の改善する成分

髪の毛の成長には、毛母細胞だけでなく頭皮環境も大きく関係しています。汗やほこり・ゴミなどによって、不潔な状態で雑菌が繁殖しやすい頭皮となっている場合、フケ・かゆみといった頭皮トラブルが起き、抜け毛や脱毛に繋がってしまう可能性もあります。トラブルを防ぐためにも、健康な頭皮環境を保つことが大切です。頭皮環境の改善する成分には、以下の雑菌の繁殖や炎症を抑える効果を持つものがあります。

<頭皮環境を改善する成分の例>

  • クジンエキス
  • セファランチン
  • ジフェンヒドラミン塩酸塩
  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • サイトプリン
  • イソプロピルメチルフェノール

■抜け毛を予防する成分

抜け毛の主な原因は、DHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる男性ホルモンによるものです。DHTは毛母細胞の働きを低下させ、抜け毛を多くしてしまうので、抜け毛を予防するにはDHTを抑制することが必要となります。
抜け毛を予防する成分には、DHTを抑制する効果があるものや髪が抜けにくくなる効果がある以下のものがあります。

<抜け毛を予防する成分の例>

  • t-フラバノン
  • エチニルエストラジオール
  • フィナステリド

■発毛剤・育毛剤に含まれる成分の違いや特徴

薄毛・抜け毛を改善するという点では、同じ目的で使用される育毛剤と発毛剤ですが、含まれている成分にはそれぞれ違いがあります。育毛剤と発毛剤では、成分にどのような違いがあるか理解しておくことで、どちらを使用するか選ぶ際のポイントとなります。

育毛剤に含まれている有効成分の特徴

育毛剤は、医薬部外品に分類されるもので「症状の進行防止」や「衛生目的」として使われる薬です。そのため、育毛剤に含まれる成分の効果としては「髪の毛の発毛を促し、抜け毛を防ぐ」「頭皮環境を清潔に保つ」という点までに限られます。
また、医薬部外品は人体への副作用が医薬品の発毛剤よりも少ないという特徴があり、医師の処方箋がなくても購入することができます。

発毛剤に含まれている有効成分の特徴

育毛剤が医薬部外品という分類であったのに対し、発毛剤は医薬品にあたり、「症状の治療」を目的とした薬です。発毛作用がある成分が配合されており、使用することで薄毛・抜け毛を治療することができます。
ただし、効果が強い半面、発毛剤は人体への副作用が強く出やすいというデメリットがあり、使用する際には必ず医師の診断を受ける必要があります。発毛剤でよく見られる成分には、以下のものがあります。

  • ミノキシジル(医薬成分):血流促進・発毛作用
  • デュタステリド(医薬成分):男性ホルモンDHT抑制・抜け毛防止作用
  • フィナステリド(医薬成分):男性ホルモンDHT抑制・抜け毛防止作用
  • プロペシア(医薬成分):男性ホルモンDHT抑制・抜け毛防止作用

有効成分だけで育毛剤を判断するのはNG!

抜け毛対策・薄毛の改善に効果がある成分について解説しましたが、有効成分が多く配合された育毛剤の方が効果が高いわけではありません。成分が多く含まれていれば、効果が期待できますが、抜け毛・薄毛の症状によって効果があるものと無いものがありますので、症状によって選ぶようにしましょう。

成分の副作用も考慮して選ぶようにしよう

育毛剤には、抜け毛対策・薄毛の改善といったメリットだけでなく、副作用が起きる可能性があるというデメリットも存在します。
副作用が不安という場合には、まず副作用が少ない育毛剤から使用してみて頭皮の状態を見てみると良いと思います。

育毛剤を使うなら有効成分が含まれた【JoooKER】

JoooKERは、4つの有効成分と、12種類の天然由来成分が配合されています。使用後の副作用も少なく、頭皮が荒れやすい方でも使用することができます。主な成分を以下の表にまとめてみました。

成分名

成分概要

センブリエキス

リンドウ科の植物センブリから抽出したエキスで、頭皮の巡りを整え薄毛、抜け毛を予防します。

グリチルリチン酸ジカリウム

甘草の根から抽出したエキスで、フケ・かゆみを防ぎ、育毛に適した健やかな頭皮環境に整えます。

ジフェンヒドラミンHCI

頭皮の痒みや炎症を抑え、血流を促進させる効果があります。

D-パントテニルエチルエーテル

ビタミンB群の一種で、髪の成長に関わる毛根に直接働きかけ発毛を促します。

ゴボウエキス

保湿作用や収れん作用があり、キメを整え潤いの持続する肌に導けるエキスです。

大豆エキス

大豆イソフラボンが女性ホルモン「エストロゲン」と似た作用をすることから、男性ホルモンの分泌を抑え、抜け毛を防ぐエキスです。

カッコンエキス

マメ科クズ属の植物クズの根から抽出した育毛促進作用、抗老化作用が期待できるエキスです。

ジオウエキス

皮膚の血液量を増加させ、流れる血液をサラサラにする効果があることから、頭皮の血流が良くなり毛乳頭に栄養を送る効果が期待できるエキスです。

ウメ果実エキス

タンパク質が余計な糖と結び付き、肌の上で糖化するメイラード反応を防ぐ抗糖化校と血流促進効果が期待できるエキスです。

紅茶エキス

保湿作用の他にも、収れん作用、消炎作用があるエキスです。

レモングラス抽出液

保湿作用が高く、ふけ、痒みを抑える働きや、モイスチャーバランスを整える効果がある抽出液です。

イザヨイバラエキス

ビタミンCが豊富で、レモンの数十倍、アセロラの1.5倍以上も含まれており、ビタミンCの王様と呼ばれているエキスです。

タケノコ皮抽出液

消臭効果があり、アミノ酸が豊富に含まれていることから、毛包組織に働きかけ、育毛を促進する効果も期待できる抽出液です。

カンゾウ葉エキス

フラボノイドやポリフェノールを多く含み、お肌を健やかに保つ働きがあるエキスです。

アロエエキス

毛根から出る余分な皮脂を抑制することに加えて、男性ホルモンのジヒドロテストステロンを抑える働きがあるエキスです。

海藻エキス

AGA(男性脱毛症)に効果的な抑制因子「FGF5S」を生成する効果があり、外毛根鞘細胞という毛包を包んでいる細胞の増殖を促進する効果もあり、髪を支えて抜け毛を防ぐエキスです。

成分だけでなく自分にあった育毛剤を

育毛剤に含まれている成分について詳しく解説してきました。成分の働きを知ることで今まで表記されている成分が何か分からなかったという方も、自身の悩みに効果的な成分を持つ育毛剤を選んで使用するとこができます。
育毛剤の成分には育毛促進・抜け毛の改善といったメリットだけでなく、副作用が起きるケースもあります。また、育毛剤を選ぶ際には、薄毛・抜け毛の症状のタイプによって選ぶ育毛剤に含まれている成分を理解したうえでより自分に合った育毛剤を使用するのがおすすめです。

 

 

JoooKER商品ページ⇒joooker-toook.com

 

株式会社ToooK(ホームページ)⇒toook.co.jp

 

2021年4月25日 カテゴリー: 未分類

 

 

 

 

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