【頭皮ケアの重要性】
セルフチェックと洗い方のポイント
頭皮が著しく汚れていると頭皮環境が悪化し、健やかな髪の成長に影響することがあります。頭皮を清潔に保つシャンプーの方法をお伝えします。
まずはセルフチェック!
以下の項目にあてはまるか、チェックしてみてください。
□ 生活リズムが不規則
□ 疲れやストレスが溜まっている □ 脂っこい食べ物を好んで食べる □ 1日2回以上シャンプーをしている □ シャンプー後は自然乾燥にまかせている
□ 空気の汚れた場所にいることが多い
□ 汗をかきやすい
半数以上にあてはまる場合は、要注意です。頭皮に汚れがあると、汚れの成分が頭皮を刺激して、頭皮環境が悪化し、育毛に悪い影響を及ぼすおそれがあります。
頭皮はなぜ汚れるの?
頭皮の汚れには2タイプがあります。
◆体から出る汚れ
頭皮には皮脂腺や汗腺が多く、非常に汚れやすいです。特にストレスの多い生活・不規則な生活を続けていると、皮脂の分泌が増加します。また頭皮には菌も存在しており、皮脂が多いと増殖します。増えた菌が頭皮に炎症を起こすことで、ベタベタと脂っぽいフケの原因となることがあります。一方、皮脂が少なすぎても頭皮が乾燥し、細かく乾いたフケを引き起こすことがあります。どちらもフケも頭皮の汚れを増やすとともに、頭皮環境悪化のサインです。シャンプーを正しい方法で行い、清潔に保つようにしましょう。
◆外から付く汚れ
チリやほこり、花粉、PM2.5などが付着することがあります。皮脂が多いとべたついているため、さらに付着しやすくなるでしょう。またシャンプーを綺麗に洗い流さないこと、スタイリング剤を落とさないことも、汚れの原因になります。
汚れをしっかり落とす方法
シャンプーの正しい方法を覚えれば、頭皮の汚れを効率よく綺麗に落とせるようになります。
◆正しいシャンプーの方法
1. シャンプー前にブラッシングを行い、汚れを浮き上がらせておく
2. ぬるま湯(37~40度前後)で、頭皮や髪全体をすすぐ
3. 手のひらで泡立ててから洗い始める
4. 指の腹で全体をやさしくマッサージするように洗う
5. 最後にぬるま湯で時間をかけて流す
◆しっかり洗いたい箇所
生え際や耳の周り、襟足、後頭部などは汚れが溜まりやすい箇所なので、丁寧に洗うように心がけましょう。頭皮を洗うときは、爪を立てず、指の腹を使ってやさしくマッサージするように行うことも大切です。
◆洗い流しと乾燥
シャンプーが頭皮に残ったままだと、頭皮環境に影響を与えます。すすぎはぬるま湯で、時間をかけて丁寧に行いましょう。洗髪後の髪は自然乾燥に任せると、雑菌の繁殖を招くことがあります。清潔なタオルで水気を拭き取 り、ドライヤーで根元から乾燥させましょう。
綺麗な頭皮を保ち健やかな髪を
自分では分からない頭皮の汚れですが、皮脂や汗、古い角質、ちり・ほこり、スタイリング剤…など、さまざまな要因で汚れていることがあります。頭皮の汚れをそのままにしていると、かゆみが出たり、育毛にも影響が出たりすることも。正しい方法でシャンプーを行って清潔で綺麗な状態を保ち、健やかな髪の育成に役立てましょう。
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2021年6月9日 カテゴリー: 未分類